──10代の頃は死ぬことを急いでいたしそれがかっこいいと思っていたけれど、今では「生きていく」ことをいかに続けていくかを考えなければならない。はっきりとそう言っています。生き続けていくことが、前提になっている。それは、ある人にとっては当たり前のことなのかもしれないけれど、毎日を死にたい死にたいと自問しながら生きていくことを背負わされている人間には、いやそれどころか逆に生きたいと願っても生き続けることがかなわない人間には、まずそこで立ち止まらなければならない選択肢なのです。
息子に「もののけ姫」を見せたときにあれほど嫌いだったラストシーンに対する見方が変わったというくだりや六ヶ所村の問題、見るべき部分、耳を傾けるべき部分は多分にあります。その一挙手一投足に、大げさに言えば彼女の思想が詰まっているし、人間はそうやって生き続けるのはしんどいけれどそうあるべきなのかもしれない
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